「 初めてカメラ買っちゃったよ」
そんな方に是非読んで欲しい記事です。
これからカメラライフを歩もうとしている方、もしくは今まさに歩み始めた方、そんな方に僕が是非お伝えしたい4つの習慣をこの記事にまとめていきたいと思います。
キャンプではど素人底辺キャンパーなんですけど、カメラはたまに真面目なトーンで書いていきますね(*^ω^*)
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カメラは超精密機器
当たり前な話なんですけど、カメラって超精密機器なんですよ。
超精密にもいろんな意味がありますけど、とにかく繊細で精密な機器。
“大切に扱う” というは、衝撃を与えてはいけない、とか落としてはいけない、それだけではない。
カメラを大切に扱うという事は、カメラを扱う上で最低限の知識を持ち、適材適所に対応していけるかという事だと思う。
以前カメラの製造現場を撮影した映像を観た。
内部で働く作業者さんは全身を白衣で覆い顔以外はほとんど露出していない姿。
僕はカメラ製造に携わった経験はないので適当な事は言えないが、それだけ徹底した衛生管理の下で完成するカメラ。
髪の毛一本なんてレベルじゃない、ホント些細な粉塵さえも許されないシビア空間で作り上げられる超精密機器なのである。
それはお客様に対しての誠意とかそんな話じゃなくて、それだけカメラがデリケートだという事の裏付けですね。

そんな無菌室のような環境で製造されたカメラを我々は汚れた環境下での使用を強いられる。
時には強風の中、時には荒波の近くで、時には雨の中で、無菌室の環境にいたはずのカメラは、ユーザーという相棒と共に無菌室とは真逆の環境へと連れて行かれてしまうんです。
カメラは常に持ち歩き、常にシャッターチャンスを逃さないからこそカメラであり、大切にするからと言って自宅で休ませて置くことが大切な扱いではないのだ。
カメラは使ってナンボ、だからそれこそやらなきゃいけない事、やるべき事を習慣化し正しいカメラメンテナンスをしていく事で愛着と信頼が生まれるはずです。
カメラを扱う上での注意点
危険大レンズ交換
まず、レンズ交換ってみなさんが思ってる以上に超危険行為です!
どのぐらい危険かって言うと、、、ホントあれ、もうあれ、、、なんつうか…ヤバイぐらいw
カメラのことを全然分かってない頃は、センサーがデリケートだとか、もうそんなこと全く気にしてないですよね。
気にしてないからセンサーが汚れていないかな?なんて確認さえもしないですよね。
でもそりゃそうです!みんなそう、なんとなく「センサーは大切にしなきゃダメだよ」なんて知識はあったとしても、撮影中はテンパってて全く忘れているものです。
もっと経験を積み、扱いに慣れてくると、撮影前に使用前点検をし、撮影の環境によってメンテナンス道具も準備するものです。
屋外はもちろん体育館とか人がたくさんいるような屋内は埃が舞っています。 そんな場所では極力レンズ交換をしないことが重要。
カメラからレンズを外すってことは空気中の埃に触れさせるってことだから細心の注意を払わなければならないですよね。
はりきって大量のレンズ持ってって一枚毎にレンズ交換なんてしちゃダメダメですからねw
なるべくレンズ交換はしないように心がけましょう。
とは言ってもレンズを交換しなきゃいけない場面は必ずある。
その時はカメラバックの中でサッサっと交換するのがベスト。
なるべく無風で埃が舞わない空間で行うと良い。
まずカメラを持って出掛ける時は、必ずブロアーを持っていくように心がけましょう!
僕は基本大きいブロアーと小さいブロアーを持っています。
大きいブロアーは自宅用、小さいブロアーは携帯用と分けて使用しています。
レンズを外す前にボディーとレンズの付け根部分をしっかりブロアーして、カメラに付着した埃を全体的に飛ばしてから、風が当たらないようにバックの中でチャチャチャっとね!

その時の注意事項としては、バックの中がゴミだらけだったらダメですよぉ〜って事ですf^_^;
湿度管理は必須
ある程度カメラに携わっている人なら当たり前な話だが、まだカメラを買ったばかり、もしくは買う前の人なんかだと、実は湿度管理が必須なんだってことは意外に知られていない。
カメラを扱う上でレンズ交換と同等にシビアなのが湿度管理なんですよ。
簡単に言うとカビを生やしちゃいけないってこと。
一回カビを生やしてしまうと、修理代はほぼ本体代と同じぐらいだとか聞いたことがあります。
そのぐらいカビはダメ!
冬は乾燥してるから大丈夫かもしれないけど、問題は夏です。
夏の蒸し暑いときに、カメラを棚に飾って置いちゃダメですよ。
もし雨に濡らした時「俺のカメラは防塵防滴だから全然平気だぜ」はダメです。
カメラは基本、使わない時は湿度40前後で管理することが望ましいとされています。
収納する前にきちんと汚れや水分を必ず落としましょうね。
カメラやカメラ道具を収納する上でまた必要なアイテムがあります。
それは電子式防湿庫やプラスチック製の収納ケース+乾燥剤です。
これもカメラを買うと同時に購入してほしい必須アイテムですね。
特に蒸し暑い夏からカメラを始める方は早急に準備ですよ。
レンズ保護フィルター装着
レンズには保護フィルターを装着することをオススメします。
カメラで予算いっぱいなのに、また何か買わなきゃいけないのかよぉ〜と最初は萎えますけど、目先の数千円をケチったおかげで数万円、数十万円するレンズに傷を付けてしまっては萎えるどころでは済みませんよね。
必ず保護フィルターを装置することをオススメします。
画質を優先するのであればフィルターはない方が画質は良いんだけど、でも何があるか分からないから付けておくことが大切です。
僕は一度、レンズ交換の際落下さけてしまい、これは終わった!って覚悟していたが、フィルターだけが粉砕してレンズは無傷ってことがありました。

フィルターはお守りみたいな感覚で、レンズを買ったら必ずセットで購入する習慣を付けましょう。
フィルターはすぐに買い替えられるがレンズはそうはいかない。
海での撮影や雨の日、風が強い日なんかはホントにレンズの前玉がドロドロになったりするんで、是非フィルターも買っておくべきです。
※レンズサイズによってフィルターサイズも変わります。
このフィルター(レンズ)の前面を掃除するアイテムも打売っていますので、これも初めてカメラを買うときは必ず同時購入しましょう。
ちなみにフィルターを付けると画質がおちるとの理由でフィルターをしない上級者の方もいるが、もし画質を優先させたいときはその時だけ外して撮影すれば良いのだ。
僕もフレア(光の屈折)などが変に発生したときはフィルターを外すことがあるので。
その辺は臨機応変に対応すれば良いです。
ペンの使い方はそのうち記事にすると思います。多分w (о´∀`о) ←適当
ファームウェアは必ずやる
うわぁーッ! めんどくせぇ話になってきたぁーーッε=ε=ε=ε=ε=ε=┌(; ̄◇ ̄)┘ って思っちゃダメですよw
今回の記事で何よりも一番伝えたいことはここです!
今までの内容は外観に対してのメンテナンスだったが、ファームウェアに関しては内部に対しての必須項目なんです。
これが凄い重要なのにやってない人がホント多い。
なにそれ? なんて言う人までいる始末(((o(*゚▽゚*)o)))
それではいけません。
せっかくデジタルカメラなのにアナログみたいに使っていては勿体ないの次元じゃないですよ。
基本デジタルカメラの最大のメリットはアップデートが可能になことだと思うんです。
スマホやPCにもあるじゃないですかバージョンアップみたいなの。
スマホ内のアプリなんかも頻繁にアップデートしてるじゃないですか。
要するにそのアップデートを一切やらないってことですからね。
よくスマホなんかだと「新しくバージョンアップしたら使いづらくなった」とかあるが、カメラ業界でそれはない。
※稀に不具合が出るがすぐに解消される。

バージョンアップ毎にしっかりとグレードアップしています。
アップデートすることにより、常に最新の状態を維持できる訳です。
要は3年前のカメラでも内部は最新式カメラと同等の機能が常に維持できるということ。
メーカー側もアップデート有りきで開発し発売している訳で、言い方を変えれば未完成の状態、もしくは伸び代を残した状態で出荷しているようなものなんです。
それを買ってそのままの状態で何年も使用していると、本当はあるはずの機能が追加されていなかったり、AF(オートフォーカス)のスピードがめっちゃ遅かったりと、とにかくデメリットしかないです。
これも習慣しとて、意識して身に付けていかなければなりません。
僕の友人で「ファームウェアの連絡が来たら俺のもやってね」なんて言ってくる友人もいる始末f^_^;
まぁ友達だからやってあげるのは全然構わないのだが、やっぱりそこは愛着を持つ意味でも自分で管理するのが好ましい。
カメラを購入した時に、各メーカーにメンバー登録さえしておけば必ずメール等でお知らせが来るはずです。
カメラを購入しても、めんどくさいからメンバー登録すらしていない人もたくさんいるが大切なお知らせや。お得な情報の連絡も来たりするので、カメラを買ったら必ずメンバー登録することをオススメします。
ファームウェアはカメラ本体だけじゃなくて、レンズも対象となります。
それもやらずに初期の状態で使用しているのは本当にまずいです。
はっきり言って一回のアップデートで大きくバージョンアップしたりするんですよ。
PCを持っていなかったり、やり方が分からない場合は、カメラを買った量販店の店員さんに相談してみると良いでしょう。
私が通う最寄りのヨドバシカメラでは、常駐しているメーカーさんに「ファームウェアや設定でお困りでしたらいつでも持ってきて下さい」と神対応ですよ。
「えっ無料でやってくれるんですか?」と質問したところ
「高齢者の方やPCを持っていない方もいらっしゃいますからね、なので私は持ち込んでさえ来てくれれば対応します」と言ってました。
もちろん僕は自分でやっていますが、そう言ってもらえるのは我々ユーザーにとって本当に安心ですよね。
まとめ
ここまでをまとめるとこうなります。
・レンズ交換は細心の注意を払う
・湿度管理の徹底
・レンズへの保護フィルター装着と掃除
・アップデートを必ず行う
今回記事にした管理項目は最低限中の最低限の管理事項です。
なのでこの項目だけは最低限だと意識して習慣づけていく必要があります。
最初は意識してやらなきゃいけないことなんだと思いながら行い、これが習慣となってしまえば苦にはなりません。
誰でも初心者からスタートするのです。
初めは誰だって、めんどくさいとかやり方が分かんないとか、なにかと大変なものです。
初めにやらない人はその後はさらにやらなくなります。
そしてこの4つすらやらなくなった人は、カメラを持ち出さなくなり、カメラへの興味も愛着も湧かずやめてしまうのだと思います。
カメラは使っていれば大切にしていても傷だらけになっていきます。
どんどん色あせていき操作ボタンなどソース類も変形し削れていきます。
毎日丁寧に管理してあげれば、その傷や変形は勲章となり味となるでしょう。
毎日管理していればカメラのちょっとした変化にもすぐ気付くようになります。
これが愛着であり、信頼関係を深めていく過程なんですよね。
最低限この項目だけを守り、管理していけば必ず愛着が湧てきます。
その愛着は撮影への意欲に変わるはずです。
愛着溢れるカメラで撮った写真には魂が宿り、時に人生を変える一枚が生まれるかもしれません。
大切に扱うだけがカメラではありません。
いついかなる時も常に持ち歩き、時には落としたり、時にはびしょびしょになったりと、カメラもどんどん傷んでいってしまうが、きちんとメンテナンスをしてあげることで気付くカメラとの相性こそが、素晴らしい写真を撮る最大のコツなのだと僕は思います。
こんな記事を書いていると僕もこれからメンテナンスしないとなと感じてきました(笑)
カメラについてあれこれ考えた記事も書いていますので是非読んで頂けると嬉しいです。
では。