先日までOLYMPUSのマイクロフォーサーズマウントとFUJIFILMのXマウントユーザーだった僕が、遂にXマウントへ全移行しました!
所有しているXマウントは X-H1とX-T20なんですが、X-T20を買うのは猛烈に悩みました(´-`).。oO
X-T20を購入するか悩んでいる方はもしかしたら僕と同じ悩みに直面しているかもしれません。
そこで今回、なぜ僕がX-T20を購入したのか?
そこを深掘りしていきたいと思います。
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Contents
理想のカメラ構成
まずは僕が理想とするカメラ構成は、それなりに本格的な写真動画撮影が出来る上位機種が一台欲しい。
そして手軽に持ち歩ける高性能なお散歩カメラが一台あれば理想的です。
本格的な撮影用には迷わずX-H1を選んだのですが、このお散歩カメラが悩みに悩みましたf^_^;
なぜそんなに悩んだのかと言うと、僕のメインカメラになるのがお散歩カメラだからです。
僕の基準になるメインカメラは常に持ち歩ける小型カメラの事を言います。
メインカメラはより慎重に選ばなければなりませんよね。
普段履き歩く靴が履きずらかったら出掛けたくなくなりますから。

FUJIっていやらしいコンセプトでカメラ設計してるから… これが悩みの種になるんですよ。
ゴラァ!FUJIさんよ! わざとユーザーを悩ませてるとしか思えんよヽ( ̄д ̄;) ゴラァ!
X-T20と悩んだカメラ
X-T20以外に候補としてあがったのが、X-E3と高級コンデジのX100Fです。
この2機種は僕がまだFUJIFILMでも使った事がないレトロな外観に最新の機能を搭載している、まるで温故知新のようなカメラである。
この2機種の特徴は…
そう…
他でもない
とにかくね
- X-Trans™ (*1) CMOS III sensor & X-Processor Pro
- 静電式タッチパネルディスプレイ
- AF-Cカスタム設定
- 4K動画撮影
- アドバンストSRオート
ボディは小柄だが画像処理エンジンやイメージセンサーはフラッグシップモデルと全く同じものを搭載しているので、写りに関して言えばFUJI最高画質が保証されている。
上位機種に劣っている性能としての代表的な部分は防塵防滴仕様ではないところぐらいで、普段使いなら最高のカメラに間違いない。
X-E3
快適な操作性
静電式タッチパネルディスプレイ&フォーカスレバー
X-Trans™(*2) CMOS III sensor & X-Processor Pro
Bluetooth®(*3)によるワイヤレス通信
4K動画撮影
アドバンストSRオート
こちらもX-T20同様、小柄なボディに同じ画像処理エンジンとイメージセンサーが搭載されているので、画質の心配は全くないと言える。
防塵防滴非対応もX-T20と同様のスペックですね。
多少追加の機能と言えばBluetooth機能が搭載されていますね
「Xシリーズ」として初めてBluetooth® low energy技術を搭載。スマートフォン・タブレット端末用アプリケーション「FUJIFILM Camera Remote」を介して、事前にペアリング登録した端末に簡単・即時に撮影した画像を転送できます。
引用:富士フイルム
こちらはファインダーがOVFとEVFに切替が可能になっていて、まさに過去と現在の融合を実現したカメラ
X100F
- New ファームウエア Ver.2.00
- X-Trans™(*1) CMOS III & X Processor Pro
- アドバンスト・ハイブリッドビューファインダー
- 直感的なアナログ操作
- 素早くフォーカスエリアを変更できる「フォーカスレバー」
- フィルムシミュレーション「ACROS」
- デジタルテレコンバーター
こちらはレンズの交換ができないコンデジなので別のカテゴリーにはなってしまうのだが、簡単に言うとヤバイ!
ちょっと頭の悪い表現だが、やっぱヤバイ 笑
この世のカメラの中で一番カッコイイんじゃないっすか(*´꒳`*)
電源OFFの状態でも天面を見れば撮影条件が一目でわかる、Xシリーズ伝統のスタイルを継承。Xシリーズの原点である”X100″から受け継がれる、レリーズボタンを囲むように配置された質感高い金属削り出しのシャッタースピードダイヤルと露出補正ダイヤルは、外周部に深いローレットを刻むことで確かな操作性と安心感を与えてくれます。
引用:富士フイルム
お気付きだろうがこちらも同じイメージセンサーに画像処理エンジンを搭載しているんだから凄い!
これがFUJIFILMのやり方なんだよぉ|( ̄3 ̄)|
僕が思うX-T20のメリット・デメリット
X-T20のメリット
チルト式背面液晶
※あくまでも僕が感じているメリットです。
背面液晶モニターがチルト式ということ。
背面液晶は、フラッグシップ機と同等のドット数を持つ、約104万ドット、3.0型、3:2アスペクトのチルト式TFTカラー液晶モニターを搭載。明るい屋外でも高い視認性を誇り、静止画でも動画でも快適な撮影がおこなえます。液晶モニターは上下に可動するため、ウエストレベル、ハイ&ローアングル撮影を可能とし、アイレベルの撮影とは異なる、ユニークな構図の写真を撮ることができます。また、液晶モニターは撮影情報を完全OFFにすることもでき、被写体に集中した撮影をおこないたい場合にも役立ちます。非可動時はすっきりと収納され、FUJIFILM X-T20のデザイン性を損ないません。
引用:富士フイルム
これは大きいですね。
写真を撮ることが趣味な我々は一般のスマホカメラマンとは構図が違いますよね。
超ローアングルから超ハイアングルと、少しでも変わった構図で撮ろうと思った時、固定式液晶モニターではどうにもなりませんね。
やはり構図は色々試したいものです。
写真の良し悪しは8割が構図で決まるとも言われています。
「そんな背面液晶なんて見てんじゃねぇーよ」といういぶし銀な方もいらっしゃるでしょうが、僕は使える最先端技術は全て使いたい人間なので便利機能ならなんでも来い!です 笑
内臓フラッシュ
X-T20はFUJIFILMのロゴ部分の軍艦部が開きフラッシュが現れます。
もちろん内臓フラッシュなのでおまけ程度の代物だが、いざという時には必ず役に立つはずです。

カメラの勉強をしているとフラッシュは上手く使わないと素人丸出しの写真が撮れてしまうよと教わります。
実際フラッシュを直で当てて撮った写真はお世辞にも良いとは言えないが、カメラを趣味に写真を撮っていると、いつか必ず “いざ” という時が来るものです。
その “いざ” という時にわざわざバッグからフラッシュを取り出し設置して、設定して「ハイチーズ」なんてやってる時間はありませんよね。
簡易的とはいえフラッシュ内臓は僕にとって大きなメリットでした。
今まではフラッシュなんてめんどくさくて使わなかったですしf^_^;
操作性がX-T系なので扱い易い
僕はX-T2ユーザーだったのでX-T系の操作性は熟知している。
買ったその日から手に馴染む操作性なので何の心配もいらない。
操作性は大切ですよね、もちろんどんなカメラでも使い続けていけば慣れるものです。
それにしてX-T系の操作性は僕にとってスタンダードですね。
僕の中のデメリット
ジョイスティックAFが付いていない。
これ致命的っすよぉ(T . T) なんでわざわざ付けないのかが意味不明ですね。
タッチAFが可能になったとはいえ個人的にはジョイスティックAFの方が物理的で操作し易いです。
X-E3にも付いていないなら文句は言いませんでしたが、E3に付いていたのでかなりイラつきました 笑
防塵防滴非対応
これは仕方ないので不満には思っていないが、僕の所有するレンズは全て防塵防滴仕様なので、防塵防滴仕様だったら嬉しかったなって感じです。
かなり安っぽい
これもコスパを考慮すれば仕方ありませんが…それにしても高級感は全く感じません。
X-Tシリーズはどちらかと言えば実用性を重視したシリーズなので外観の高級感はやはり弱いですね。
X-T2もX-20ほど安っぽくはありませんが、やはりX-PRO2と外観を比べると明らかに高級感に劣ります。
写真の仕上がりには全く影響のないポイントだが、長く愛用し続ける為に大切な所有欲の点ではかなりマイナスです。
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僕が思うX-E3のメリット・デメリット
X-E3のメリット
スッキリとしたデザイン
小型軽量をコンセプトにスッキリとしたデザインがとても好印象です。
XF28mm F2.8レンズ付けっぱなしにしとけば携帯性は抜群です。
軍艦部の操作性はX-PRO2譲りでクラシックなデザインと洗練された操作性でとにかくスタイリッシュで好きな人には堪らないデザインではないでしょうか。
ジョイスティックAFがある
ここがX-T20との大きな違いでタッチAFを採用しながらもジョイスティックAFも搭載している。
個人的にはとても重宝するギミックなので、これが付いているのは本当に有難い。
X-E3のデメリット
背面液晶モニターがチルト式ではない
はっきり言って僕の中でX-E3を買わなかった最大の理由はここです。
オシャレとか言う前に不便ですもん(@_@)
※これはオシャレさと実用性を天秤にかけて判断するものなので本当に個人差がありますので、あくまでも僕の意見です。
フラッシュが付属品である
個人的には上位機種以外は内臓フラッシュで十分です。
この手のカメラにわざわざ高価なストロボを購入してまでスタジオ撮影を考えている人はいないんじゃないかなぁ…?
携帯性を重視したスタイリッシュなカメラなら、ポンプアップ式のフラッシュが内臓していても悪くない。
防塵防滴性能非搭載
こちらもX-T20と同様で防塵防滴性能が非搭載です。
これは仕方ないのでデメリットとまでは思っていませんが、防塵防滴仕様でこの価格帯なら最高でした。
やっぱり安っぽい
やはりこのX-E3も安っぽいです。
X-PRO2系なので多少高品質な感じに作られているが、やはり高級感は感じません。
カメラを全く知らない友人に「このカメラいくらすんの?」と聞かれて10万以上と答えれば間違いなく驚かれるでしょう、そのぐらい高価には見えません。
僕が思うX100Fのメリット・デメリット
X100Fのメリット
コンパクトな設計
コンデジのカテゴリーなので当然なのだが、レンズも固定式の単焦点レンズになっているのでボディからあまり突起していない設計になっていて好印象だ。
- 出典:富士フイルム
コンデジの中では大型なカメラだが、それを感じさせない設計になっている。
ジョイスティックAFが採用されている。
こちらもE3同様ジョイスティックが採用されている。
個人的に重宝しているので素晴らしいです。
とにかくカッコイイ
X100FはFUJIFILMユーザーなら憧れにも近いカメラではないでしょうか?

無造作に置いてあるだけで絵になる、一昔前の言葉で言うならば “二枚眼” なカメラです。
“渋い” “クール” “スタイリッシュ”
全ての言葉を与えたくなる魅力がX100Fにはある。
高品質ハイクオリティ
X100Fはコンデジの中では重力のあるカメラです。
そのずっしとした重力はX100Fの高級感を演出している。
X-T20やX-E3とは全く別物、まさに高級感コンデジ界のフラッグシップモデルと言っても過言ではないでしょう。
所有欲、優越感、ステータス、全ての要素が詰まった、FUJIファンならずともオススメする名機です。
このシリーズはいずれ必ず手に入れると宣言しますw
X100Fのデメリット
背面液晶がチルト式ではない。
これもX-E3同様なので内容は割愛します。
4K動画が撮れない
X100Fは4K動画が撮れません。
僕はX100Fをジンバルに載せて動画撮影したいとも考えていましたが、未だにFHD撮影までしか出来ないのはちょっと残念です。
もう時代は4K動画です、2年ぐらい前のカメラなら我慢もするが、今となっては常識です。
見た目のデザインはレトロでも中身までレトロにしてはいけません。
タッチモニターではない
これもなぜ搭載なかったのが不明である。
この機能も今では搭載しない理由がない、決してデザインの邪魔になる事もない機能なのでちょっとお粗末な仕様となりデメリットとしか言えません。
自分のスタイル
いかがだったでしょうか? このように自分なりに3機種の特徴を整理し冷静に考えた時に、僕が優先したのは実用性でした。
子供撮影がメインの僕には固定液晶モニターでずっと撮影していくのは、必ず苦労すると思いました。
それだけ普段の撮影でチルト液晶を多用しているということ。
動画も撮りたいとなるとやはり固定式液晶は無理です。
オシャレやステータスは大切だが、長く実用的に愛用していくのには、やはり使い慣れたX-T系を買おうと決めました。
まとめ
今回のメリットやデメリットはあくまでも僕の基準です。
みなさんそれぞれに撮影スタイルや価値観は違います。
正直今でもX100Fは魅力的で、量販店に行く度にX100Fを弄ってしまいます 笑
では次回はX-T20の使用感レビューを書いてみたいと思いますので、楽しみにお待ちください╰(*´︶`*)╯ ← てか誰にも読まれなそうですが( T_T)\(^-^ )
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