今回は僕が愛用しているフジノンレンズ XF23mm F2.0 を簡単にレビューしていきたいと思います。
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F2.0シリーズ 三兄弟
X23mm F2.0には同じ形状のレンズが23mm含め三つ存在します。
それがXF23mm 35mm 50mm
35mm換算で約35mm 50mm 75mmの焦点距離をカバーするレンズである。
どれも軽量コンパクトに設計され、防塵防滴仕様となっている。
もう一つのXF23mmレンズ
フジノンレンズにはXF23mm F1.4という第一世代のレンズが存在する。
このレンズは2013年10月発売で2018年3月現在、約5年ほど前のレンズだが、その描写力から未だに高い評価を得ているフジノン単焦点レンズの一つである。
僕は実際に使った事はないので描写力での評価や使い勝手等の評価は一切出来ないが、F値が1.4という明るさは本当に魅力的です。
ピントリングはスライド式でAFとMFを切替可能でOLYMPUSのM.ZUIKO PROレンズも同じギミックになっているが、三脚に据えた夜景や風景写真ではとても重宝するギミックですね。
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XF23mm F1.4とXF23mm F2.0の違い
・小型軽量コンパクト
・防塵防滴仕様
・最短撮影距離がF2.0は22cm F1.4は28cm
描写力を比較対象としなければ大きく別けてこんな感じだろうか。
小型軽量コンパクト
XF23mm F2.0のレンズはF1.4に比べかなり小型に設計されている。

レンズ先端部になるにつれ細くなった形状をした珍しい形をしている。

これはX-PRO2のOVFのケラレを防止した設計になっているようだが、個人的には好きな形だ。
大型のカメラにも小型のカメラにもよく馴染む形だと思います。
防塵防滴仕様
防塵防滴仕様とは読んで字の如く、粉塵や水滴を防止する仕様という意味なのだが、これは想像以上に大切な機能です。
撮影中は何があるか分かりません、海岸や砂地での撮影は常に強い風や砂埃に見舞われます。
運動会やイベントで撮影していて、どうしても撮りたいシーンがあっても雨が降っていたら撮影をやめざるを得ません。
僕は一度、防塵防滴仕様ではないレンズで雪の日に撮影していたらカメラとレンズの信号が途切れ使えなくなった経験があります。
今となっては防塵防滴以外のレンズは使えません。
最短撮影距離が違う
XF23mm F2.0の最短撮影距離が22cmに対し F1.4のレンズは28cmと6cmの違いがある。
これはカメラ経験者ならご理解頂けると思うが微妙な距離ではない、歴然とした差があります。
レンズの価値は簡単に言うと明るさと最短撮影距離で決まると思っています。
※もちろんそれだけではありませんが。
F値が小さいレンズほど光量が少なくなるにつれ威力を発揮し、最短撮影距離が短いほど撮影し易いレンズと言える。
明るいに越したことはないし、寄れるに越したことはない。
望遠レンズ以外で暗くて寄れないレンズは誰も買いませんからね 笑
どんな撮影シーンに使えるか?
XF23mmはフルサイズ換算で35mmという焦点距離で撮れるレンズで個人的にはとても便利な画角が撮れると思う。
旅行や料理や同じテーブルに座った状態での撮影などを主に至近距離の撮影を得意としたレンズ。
まだカメラ経験の浅い人は換算35mmと言われてもピンとこないと思うが、i phoneのカメラが換算28mmの焦点距離と言われているのでi phoneより少し狭い画角が撮れると思ってほしい。
画角の使い勝手は人によって異なるので一概には言えないが、換算35mmはあらゆるシーンで活躍します。
狭すぎず広すぎず、言葉での表現は難しいですが一つ持っていると必ず役に立つオールマイティーな画角です。
まとめ
まとまりのない内容になってしまいましたが、いかがだったでしょうか?
同じメーカーで2種類の同焦点距離レンズがあるのは我々ユーザーにとっては有難いことです。
一つしかないと選べませんからね。
F1.4も魅力的なレンズですし、F2.0は使い勝手の良いレンズ。
個人的には小型で防塵防滴なこのレンズをオススメいたします(о´∀`о)