先日、毎年恒例カメラの祭典CP + が神奈川県のパシェフィコ横浜で開催されましたね。
僕は神奈川県在住なのに家でのんびりしているカメラオタクですw
なんだろう… 毎年行こうと思うんだけど…めんどくさいんだよなぁ…。
さてさて、僕の愛するFUJIFILM X-H1もCP + 初日と同日発売になりました。
デカイ、重い、コスパ悪い、センサーが新作じゃない、等の理由から華々しいデビュー!!とまではいかなそうですが、僕がX-H1を購入した今、X-T2を振り返ってみて感じた事を書いていきたいと思います。
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Contents
X-T2は素晴らしいカメラ
私はX-H1を購入する前の愛機はX-T2でした。
X-T2は本当に素晴らしいカメラでX-H1を買っていなかったとしても十二分に満足のいくカメラです。
X-H1を購入した現在も、操作性や愛着と全ての要素を引っくるめてX-T2は良いカメラだったなと改めて実感できます。
購入当時はちょっと大きめに感じたボディも今となっては小柄に感じる。
上部に並ぶ物理ダイヤルも、慣れてしまえば身体の一部だ。
革命的な縦構図チルトやFUJIFILM初の4K動画搭載など、とにかくFUJIFILMのフラッグシップとしての役割を十分に果たし多くのファンを魅了した現役の名機です。
ただ、もちろん欠点はあります。
正確に言うとX-T2の欠点というよりもFUJIFILMのマーケティング方法に問題があるような気がしてならない。
FUJIFILMミラーレス事情
まず前提として、欠点のないカメラなんてありません。
高スペックで重箱の隅すら突けないほどのカメラを開発し発売すれば、たぶん一般人が購入出来る金額ではなくなるでしょう。
”みなさんの要望に応えたパーフェクトなカメラが出来上がりましたぁ〜 販売価格は税込 ¥5,789,300 です!!
なんて言われても誰も買えませんからね 笑
限られたコスパの中でギリギリのハイスペックカメラを作り出さなければならないのだから必ず欠点はあるものです。
個人的な見解として、FUJIFILMはハイエンドからミドルクラスまで同じ画像処理エンジンを搭載し写りを統一していることが良くもあり悪くもあると感じている。
※エンジンの違うカメラもある。
写りを統一し敢えてボディのクオリティや操作性、コンセプトの違う製品をラインナップしユーザーの所有欲を掻き立てようとする戦略は悪くはないが、それは諸刃の剣だ。
これがユーザーを混乱させ、新製品が発売になっても賛否両論出てしまう。
X-T2とX-PRO2を二台所有できるようなお金持ちには有難いマーケティングかもしれないが、ほとんどの方はどちらかを妥協するだろう。
でも蓋を開ければX-T20もE3もT2もPRO2も全て写し出される写真は同じ画質なのだ。
X-T2の欠点
欠点というのは人によって違う。
撮影スタイルも違えば被写体も違う、体格も違えば好みも違う。
たくさんの情報の中で、どの情報をあてにすれば良いのかを見極めるのは非常に難しいもので、100%一致することはまずないだろう。
それを踏まえた上で読んでもらいたいX-T2の欠点
フラッグシップとしての貫禄はない
X-H1を使い感じる高品質高性能、数日前までX-T2がフラッグシップだったとは今では考えられない。
X-T2をメインで使いX-T20をサブで使っている人ならご理解頂けるだろう、X-T20に高級感を感じるだろうか? たぶん感じないだろう…申し訳ないがそのぐらい違いがある。
要は全く別物だと思えば23万円もうなずける金額。
X-T2 PRO2共にグリップが甘い
僕のカメラ理念はコンパクトこそ最強! 常に持ち歩けるカメラこそが最高のカメラという理念を持っています。
その理念は今でも変わらない、だから僕は今のメインカメラはX-T20だと思っている。
あくまでもX-H1はサブで購入した。
ただ、フラッグシップモデルが二機種ともに浅めのグリップはいただけない。
本音を書くとX-PRO2は今のスタイルで良いと思う、だがX-Tシリーズは時代の流れを優先しフラッグシップモデルとしての貫禄を見せ付けても良かったのではなかろうか。
大型のレンズXF50-140 F2.8やXF100-400 を取り付けようものなら、とてもじゃないが縦グリが必須だった。
これでは携帯性を重視したのかフラッグシップとしての貫禄を優先したのかが曖昧だ。
タッチモニターじゃない
X-PRO2もそうだが、X-T2が発売になった頃はタッチモニターは常識的な機能だった。
X-T2が発売する頃もタッチモニターじゃないとの批判は少なからずありましたね。
せっかく3wayチルトなどのアイデアを盛り込んだのに肝心なところは抜けていた。
「そんなの必要ないよ」 と言う人もいるだろうが、機能があって使わないのと、元々なくて使えないでは勝手が違う。
今や常識中の常識なのだ。
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初代X-H1を分析
X-H1に搭載しているセンサーは現在FUJIFILMミラーレスで活躍しているセンサーと同じX- Trance Cmos Ⅲ & X-Processor pro 今となっては目新しくもなんともないセンサーを搭載している。
豊かな表現を生み出す2430万画素のAPS-Cセンサー「X-Trans CMOS III」。非周期性の高いカラーフィルター配列により、光学ローパスフィルターなしでもモアレや偽色の発生を抑制。専用開発されたフジノンXFレンズとのコンビネーションで卓越した描写力を発揮
FUJIFILMホームページより引用
これは新しい物好きなユーザーさんには物足りないと思うが、決して悪いことではない。
※ちなみに僕は、X-H1を新フラッグシップとして位置付ける為には革新的な新しいセンサーを搭載しても良かったのでは?とは感じるが、特別残念には思っていない。
FUJIFILMからX-T2の写りを継承し、更に動画にも特化したカメラの登場をずっと待ち望んでいたからだ。
X-H1は最初にして最高を目指した新シリーズの初代。
ボディ内手ぶれ補正は必要だ
僕もそうだが、X-H1を買った人のほとんどがボディ内手ぶれ補正を必要だと感じたから購入したのだと思う。
X-T2やX-PRO2の写りに魅せられたユーザーが同じセンサーにボディ内手ぶれ補正機能が搭載したなら買おう!と決めたはずです。
今回X-H1を購入してXF16-55や単焦点レンズで撮影して感動を覚えました。
やはりスチルでも動画でも、僕は手ぶれ補正がほしいですよf^_^;
まとめ
散々X-T2をディスりX-H1ばかりを褒め称えましたが、X-T2は決して悪いカメラではありません。
実際X-T2は最安値約13万円ほどで購入できるのです。
X-T2が13万円は正直言って破格の安値ですよ。
ずっとX-T2を使用してきて、今思えば物足りないと感じる部分はあるが、使い易さや手頃さ(金額以外の手頃さ)を考慮すれば間違いなくFUJIFILM最高のカメラじゃないでしょうか。
僕はX-H1を購入しこれからのFUJIFILMミラーレスに更なる期待が持てるなと嬉しくなりました。
使用用途は人によって異なります。
他人のレビューなんかあてになりせんw
周りの評価は半分にして自分の気持ちに正直にカメラ選びしていきましょうね(*´∀`*)
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