寿命が10年縮んだ日【日常編】

雑記

 

 

みなさんは本当の恐怖体験をしたことがあるだろうか…

 

笑い事じゃない…

 

 

本当の恐怖体験。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アンビリーバボー

 

 

 

2017年晩秋のある夜…

 

ぼくの寿命は推定10年縮んだ…

この記事は興奮状態で執筆したため超長文になってしまいましたアンビリーバボー😦

 

それでは笑いナシ感動ナシの恐怖体験記事をご覧ください。



筋書

我が家は関東某所の築20年地上6階の賃貸マンション。

 

1階はテナントになっており、歯科、病院、薬局がある。

 

駐車場までは少し距離があり、徒歩90秒ほどかかる厄介な駐車場なのだ。

 

これだけ離れていると何が大変かというと、全てが大変だ。

 

その中でも圧倒的に大変なのが荷物の運搬である。

 

我が家の家族構成は3人家族、男1人に女2人。

 

そのうちの女子1人は生後500日ほどの世間知らず。

 

運搬の役どころか、むしろ本人を運搬してあげなければならない。

 

我が家のトップアイドルである👶

 

 

葛藤

そしてまた大変な日がやってきた。

 

実家帰りである。

 

大量の荷物を車に運ばなければならない。

 

何度も何度も大量の荷物を運ぶその様はまるで『夜逃げ屋本舗』 車通りの多い我が家の前の道を、何度も何度も往復するのは苦痛以外のなにものでもない。

 

本当にめんどうである。

 

昼間に荷物を運ぶのはあまりにも人目につくのでいつも夜に運搬していたのだが、その日は何故か無性に行きたくないと感じた。

 

めんどくせぇ。嫁さんに行ってもらいたい。でも男としてそんなこと言えねぇ。『今日はめんどうだから明日出発前に荷物運ぶからさ』 そのままシャワーを浴びた。

 

その時およそ23:00 シャワーを浴びながらふと思う。

 

『明日全部運ぶの辛くねぇ!?』

 

やっぱ今日少しだけでも運んどかないとな。。

 

シャワーを浴び終えて、髪を乾かし、寝巻に着替えて、よし!行ってこよう。

 

 

運搬

その時およそ23:30 外は晩秋で肌寒い気温。

 

ちょっと寒いと感じてはいたが、シャワー上がりで少し体が火照っていたのだろう。

 

Tシャツにスウェットという、その時期にはちょっと軽率な服装で家を出て行ってしまったのである。

 

これが悲劇の始まりだ。 荷物を運ぶべく、車の鍵を持って、大量の荷物を両手に抱え歩き出した自分。

 

エレベーターを出て、マンションを出た。

 

『ゔぅ〜サブい。』

 

街は静まり返っていた。

 

昼の姿は幻かのようかの静けさ。

 

マンション脇の一等地には病院の駐車場がある。

 

ここをマンションの駐車場にしろよ! 同マンション住民全てが思っている心の声だ。

 

我が家から駐車場までは、若干うす暗い雰囲気なんだが駐車場付近はちょっと怖さを感じるぐらいの暗さなのである。

 

それでも住宅街なので田舎で暮らしていたほどの怖ろしい雰囲気ではない。

 

荷物を抱え、病院の駐車場脇の道をせっせと歩く。

 

街灯はあるのだがはっきりとは見えない駐車場。

 

するとその時!!

 

 

兆候

シャ シャ シャガチャ ガチャ ナイロンが擦れ、瓶を落としたような物音がした。

 

なにッ!!?? すると微かに聞こえてくる足音。

 

サッ…サッ……サッ………。

 

嘘だッ!!??

 

さっき誰もいなかったよ!!!

 

まじか!?

 

怯えながら駐車場を見渡した。

 

でも誰もいない。

 

えッ!?なんだよ!!??

 

さっきの物音はなんだったんだ!?

 

怖い。怖すぎる。

 

あ”ぁーッやっぱ今日はやめとけば良かったよぉ…。

駐車場を見ながら歩いても誰もいない。

 

なんでだ?

 

あッそっか、マンションの住民がベランダで何かやってただけだ。

 

そっかそっか。

 

あぁ〜怖かったぁ〜。

 

んなお化けなんている訳ないんだからさぁ。

 

ほっとした次の瞬間!!

 

狭い道の脇に突如!!!!!

 

ナイロン袋を持ったお爺さんがボーッと立ち尽くしてる!!!!

 

 

遭遇

おぉぉぉぉぉーーーーーーーーッ!! その距離なんと1.5m

 

なんで!!!???

 

いつの間に!!!???

 

つうかこんな時間になにやってんの!!!?

 

僕はあまりの恐怖に

 

『うゎーーッ!びっくりしたぁーーッ!』 腰が抜けそうになり悲鳴をあげた。

 

『なに!?なんすか!?どうしたんすか!?』 お爺さん何も応えず。

 

『ちょっとーッびっくりしたっすよぉーッ!!』 お爺さん無反応。

 

昔風の背広を着て、紐みたいなネクタイをしているお爺さん。

 

坊主で白髪頭の身長およそ160cmほどだろうか。

 

少し色の入ったメガネを掛けて、ただ一点を見つめるお爺さん。

 

怯える僕を目の前にしても全く見向きもせず微動だにしないお爺さん。

 

それはまるでマネキン。

 

本当にマネキンだと思った。

 

『これはマネキンだ!これがマネキンじゃないとしたら幽霊以外ない!』

 

 

絶叫

その時僕の体は異常なまでの鳥肌が立ってきた。

 

嘔吐までも襲ってきた。

 

みなさんは頭髪まで鳥肌が立ったことはあるだろうか?

 

クセ毛の僕が直毛になったかのような立ちっぷりです。

 

人間は極度の恐怖が襲いかかると全身の毛が全力で立つんです。

 

いつもの鳥肌とは次元が違う!

 

ノーブランドの鳥肌じゃない!

 

これは名古屋コーチンの鳥肌である🐓

 

恐怖で心臓は破れそう。

 

腰は抜ける。

 

そして嘔吐。

 

大袈裟ではない!

 

本当に気絶しそうなぐらいの恐怖を感じた。

 

これは心臓の弱い人が経験したら本当に逝ってしまいそうなレベル。

 

ちなみに僕の身長は180cm

 

世間一般で言えば大柄な方だ。

 

顎には無精ヒゲが生え、比較的厳つい雰囲気なワタクシだが、メンタルはチキン。 そう、ケンタッキーフライドなのである。

 

側から見ればお爺さんに怯える厳ついアラフォー男。

 

笑い事ではない。

 

ブログを執筆しながらもトラウマが蘇る。

 

微動だにしないお爺さんをよそに、僕は逃げた!

 

 

逃走

中学生以来だろうか、こんなにダッシュした事はない。

 

これが本当の猛ダッシュというやつか。

 

これはヤバい!!車に逃げよう!!! なにも出来ないぐらい両手に抱えた大量の荷物。

 

もしこれが本当に幽霊だったら、今後ろを振り返ったら絶対いるはずだ!

 

怖い!怖すぎる!!

 

車を開けるなり助手席に荷物を詰め込もうとする。

 

やべぇ!! 荷物が大き過ぎてドアに引っかかる!

 

ゔぉーーーーーーーーッ!! 強引に詰め込んでやった!

 

無理矢理荷物を放り込み自分も運転席へと乗り込んだ。

 

車に乗っちゃえばこっちのもんさ!

 

うりゃ!じいさんかかって来い!!

 

ようやく後ろを振り返ると誰もいない。

 

はぁ…。はぁ…。はぁ…。 なんだったんだ…

 

長い人生の中で初めて感じたであろう “死”

 

ほっとひと息ついてとりあえず車を走り出す。

 

そしてお爺さんの正体を確認すべく車で向かってみると、もうお爺さんはいなくなっていた。

 

 

再来

まじか。 俺は本当の幽霊を見てしまったんだ。

 

ここの病院で亡くなった方の霊だったのだろうか。

 

とりあえずエントランスに行って嫁さんを呼ぼう。

 

もう怖すぎてひとりでは帰れない。

 

エントランス前に車を停めて我が家にインターフォンを鳴らす。

 

ピンポーン

 

嫁『はい』

 

僕『俺だけど、今幽霊見ちゃった!』

 

嫁『は?』

 

僕『まじまじ!この病院で亡くなったじいさんの幽霊見ちゃった』

 

嫁『いいから早く戻ってきなよ』

 

僕『ちょっと怖いから駐車場に迎え来て』

 

嫁『えぇ!?やだよぉ!!』

 

僕『だよね。分かった今車置いてくる』

 

駐車場に戻るにはUターンしなければならないのだが、ちょっと遠回りして2、3分走り自宅付近にまで戻ってきた。

 

病院の駐車場を確認。

 

誰もいない。

 

良かったぁ… 駐車場から家までちょっと怖いけどがんばって帰ろう。

 

あぁ…さっきのお爺さんは本当に幽霊だったのかな?

 

なんて思いながらエントランス前を通り過ぎようとした次の瞬間!!!

 

エントランス脇の薄暗いスペースに人影が見える。

 

嘘だ!!!まじか!!!じいさんがいる!! これじゃあ家に帰るには必ずお爺さんの横を通らなければならない。

 

なんてこった!

 

これは完全に僕に取り憑いた霊だ!

 

それ以外にない!

 

ここの病院で無念にも最期を迎えたんだろう。

 

その無念の魂が未だに彷徨っているのか。

 

 

忘物

怖い。怖すぎる。

 

家に帰りたい。

 

そうだ!嫁に電話してみよう!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ない。

 

スマホがない。

 

忘れてきたのだ。

 

極度の緊張からか喉がカラッカラだ。

 

寒いしコーヒーでも買って…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ない。

 

財布がない。

 

持ってきていないのだ。

 

どれだけ不幸が重なればいいんだよ!!

 

スマホがない!

 

お金がない!

 

あれ?つうか免許証も持ってないじゃん!

 

どうしよう?

 

あれから家に帰れず、ずっと車で徘徊を繰り返す。

 

何度も何度も家の前を通ってみても居るお爺さん。

 

全く動かない。

 

あれからどれだけの時が経っただろうか。

 

そうだ!警察に通報しよう!110番だ!

 

最寄りのコンビニに行く、ところが公衆電話がない。

 

まじか…

 

コンビニの時計に目をやると時はすでに深夜1:15 もうTシャツの人間が入店するのはちょっと恥ずかしい。

 

1円も持っていないTシャツのアラフォーヒゲおじさんが入ってきたら店員さんは僕と同じ恐怖を感じるかもしれない。

 

ここはやめておこう。

 

もう免許不携帯を取り締まれてもいいや! 駐在所に行くしかない。

 

免許不携帯でこんな寒い日にTシャツでいるおじさん。

 

財布もなくスマホもないヒゲおじさん。

 

なんか行きたくない。

 

逆襲

その時脳裏によぎる1つの考え。

 

あのお爺さんは幽霊なんかじゃない。

 

幽霊ならもうとっくに消えてるはずだ。

 

あのお爺さんはたぶん認知症を患っている方なんだと確信した。

 

もし認知症の方ではないとしても年齢的に僕が襲われ負ける事など絶対にない。

 

俺も一家の大黒柱さ!

 

じいさんにビビっていつまでも車生活なんぞしてられんのだ!

 

上等だよ!

 

行ってやる!!

 

意を決した僕は思い切って駐車場に車を停めて我が家へと向かったのである。

 

その時はなんだろう。

 

覚悟を決めたスーパーチキンの僕は覚醒され、もう普通のチキンではない、スーパー名古屋コーチンZ🐓⚡へと変貌を遂げていたのである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゼーーーッツ🐓⚡

 

 

恐る恐るエントランスへと近づく。

 

心臓は爆発しそうなぐらい速い。通称”爆速”だ そっとお爺さんの方に目をやるが、幸いお爺さんは柱の死角となり見えない!

 

今だ! 一気にエントランス内に入り込みエレベーターのボタンを連打!!

 

良かった!エレベーターは1階にあった!

 

開け! 早く開け!

 

開くか開かないかぐらいのタイミングで身体を捻りこませる!

 

そして指定のボタンを連打! そしてドア閉ボタンの連打連打!!

 

エレベーターが動きだした。

 

 

再会

あぁ…家族に逢える。

 

愛おしい家族よ。

 

パパは生還して帰ってきたよ〜

 

怖かった。 辛かった。 寂しかった。

 

何度も心が折れそうになった。

 

家族の愛しさを身をもって感じた。

 

玄関のドアを開くと何やら嫁が電話をしていた。

 

『今主人が帰ってきました!お願いです!このマンションに来て不審者を!調べてみてください!』

 

警察に通報していたのである。

 

その後お互いに壮絶なエピソードを語り尽くした。

 

お互いに興奮している。

 

もう話が止まらない。

 

日頃から家族は大切だと分かっていたけど、こんなにも必要でこんなにも心強いものなんだと再確認した瞬間だった。

 

これは嫁のエピソードなんだが、あまりにも戻ってこない僕を見かねて、子供を抱えエントランスまで出てきたらしいのだ。

 

そう、そこには微動だにしないお爺さんが立っていたのである。

 

何も知らないままに飛び出してきた嫁も突如現れたマネキンのようなお爺さんに驚愕し腰が抜けそうになったと言っていた。

 

危険なことをさせてしまった。

 

僕は反省した。

 

大の男が爺さんにビビっていつまでも帰って来ないから家族を危険な目に合わせてしまったんだ。

 

情けない…  ケンタッキー

そして警察がやってきた。

 

お爺さんと話しているようだった。

 

やはり幽霊ではない。

 

後ほど警察に確認したら、お爺さんは病院に行く時間と勘違いし徘徊していたのだと言っていた。

 

誰が悪い訳でもない。

 

無事にお爺さんは自宅に戻れることが出来て本当に良かったと心から思った。

 

その後家族が寝静まったのは朝5時頃でした。

 

 

約束

2018.2月あれから約4ヶ月の時が経とうとしているが僕の心には大きな恐怖心が残された。

 

もう深夜に駐車場へ行く勇気はなくなった。

 

外に出る時は必ずスマホと財布は持つようにとルールを決めた。

 

いかに僕が帰ってこなくても、危険な状態であっても、子供を最優先に考えようと夫婦間で誓ったのである。

 

この体験をもって僕の寿命は10年縮みました。

 

 

 

長文失礼しました。

 

 

 

 

 

アンビリーバボー

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